豪Blackmagic Designは9月15日、オランダ・アムステルダムで開催中の「IBC 2023」において、フルサイズセンサーを搭載した6Kシネマカメラ「Blackmagic Cinema Camera 6K」を発表した。価格は税込41万9800円(米国価格は2595ドル)。DaVinci Resolve Studioを同梱する。
約2460万画素のフルサイズセンサーを採用。13ストップのダイナミックレンジを確保し、ISO2万5600まで対応するデュアルネイティブISOをサポート。マウントは、ライカ・パナソニック・シグマが採用する「Lマウント」を採用。フランジバックが20mmと短いため、マウントアダプターなどをかませることで、オールドレンズなども装着しやすくなっている。
解像度はHDからDCI 4K、6Kなどに対応。3:2のフル画素(6048×4032ピクセル)では36fps、2.4:1(6048×2520ピクセル)と4K DCI(4096×2160ピクセル)は60fpsで撮影可能。クロップなしでの6:5のアナモルフィック(4.8K:4838×4032ピクセル)も24fpsをサポートする他、ウィンドウセンサーを用いてスーパー16(2112×1184ピクセル)で100fps、フルHDなら120fpsで収録可能。2460万画素の静止画も撮影できる。
ボディーは、5インチHDRタッチディスプレイを搭載。最高輝度は1500ニトで、3D LUTを適用しながらのモニタリングもできる。オプションのEVFも装着可能。CFexpressのカードスロットに加え、USB Type-Cポートを使って外部SSDへの収録も可能。12bitのBlackmagic RAWに加え、H.264のプロキシも同時に記録できる。その他、4つの耐衝撃性マイクやスピーカーを内蔵する。
バッテリーはNP-F570に対応。バッテリーグリップを追加することで、稼働時間を伸ばすこともできる。ACアダプターは、電源コネクターがロック式で撮影中に抜けるリスクを減らせる他、カメラを使用してない際のバッテリー充電にも使用できる。またUSB Type-Cポートからの充電にも対応する。
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