メルカリは9月19日、トレーディングカードゲーム「ポケモンカードゲーム」の商標や著作物を無許諾で使用した「レプリカ」「メタルカード」と呼ばれる商品の出品を10月3日から禁止すると発表した。削除対象になる。
ポケモンカードゲームを管理・所有するポケモン社の要請で実施する。ポケモン社は同日、「レプリカ」「メタルカード」などの呼称で無許諾の商品がネット上や店舗で取引されていると注意喚起し、販売停止措置と法的措置の対応を進めると明らかにした。
ポケモン社は「営利を目的としたこれらの製造・販売は、ポケモンカードゲームの商品・サービスの正常な提供を妨げる」とし、一般ユーザーにこうした商品を購入しないよう呼び掛けている。
トレーディングカードゲームを巡っては、ポケモンカードゲームなど一部商品が転売の対象となり、人気カードなどは価格高騰が続く。フリマアプリなどでは偽造品の流通も多く、オークションサイト「ヤフオク!」を運営するヤフーは、8月30日からポケモンカードゲームを含むトレーディングカードの真贋鑑定サービスを提供している。
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ヤフオク!にトレカ真贋鑑定サービス ポケカ、MTGなど対象
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ポケモンカード公式「転売目的での購入、断固お断り」 偽造品にも注意喚起
偽サイト被害の相談が前年度の約2倍に 国民生活センターが注意喚起 「価格だけに目を奪われないで」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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