日本Xrealは9月21日、ARグラスの新モデル「XREAL Air 2」を国内で発表した。価格は5万4980円で、レッド・ダークグレーの2色を用意。同日午後4時から予約受付を開始し、10月16日から出荷を開始する。また「XREAL Air Pro」も併せて発表。こちらはブラックのみで、価格は6万1980円。暫定だが10月17日から予約を開始する予定だ。
外観デザインは初代モデル「XREAL Air(旧Nreal Air)」を踏襲。パネルは0.55インチのソニー製Micro-OLEDディスプレイ(フルHD)で、解像度や投影サイズは初代と同じ。光学エンジンを「AetherXR 3.0」に刷新しており、色のディティールなどを改善した他、TUのトリプル認証も獲得した。また、出荷前のカラー調整も全数で実施するという。
初代モデルより10g軽い72gを実現。テンプルはより柔らかい素材となり、快適性が向上している。また、光学系も見直したことで厚さ19mmと10%薄くなっている他、投影ユニットが従来よりも小型化された。また、発熱部分を分散させたことで冷却性能を高めたという。
オーディオにも手が加えられた。グラス上部に新たに2つのスピーカーを設置。中低音の品質を向上させた他、スピーカーにノイズキャンセリング技術を応用。指向性をもたせたサウンドデザインを採用することで、より外に音漏れしにくくなるとしている。
今回新たに加わったProライン「XREAL Air 2 Pro」は、透過率を変えられるレンズ調光機能「電気クロミック制御」を採用。透過率を0%、35%、100%の3種類から選択できる。例えば、透過率を100%にすれば、周囲の状況もクリアに見ることができ、0%にするとサングラスのように外光を大幅にシャットアウトすることができる。
なお、同社によるとUSB-Cを採用したiPhone 15シリーズとの接続も可能という。これまでiPhoneと接続するにはLightningアダプターが必要だったが、アダプターなしでも直接繋げられるようになった。
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