NTTドコモは10月4日、マネックス証券を子会社化すると発表した。「d払い」や「dポイント」とマネックスのサービスを連携させ、dアカウントユーザーに投資を促していく他、ドコモショップで投資講座などを行う。
マネックス証券が株式移転で設立する中間持株会社「ドコモマネックスホールディングス」の株式の約49%(議決権ベース)を、第三者割当増資などを通じてドコモが保有する。出資額は約500億円。
「d払い」アプリを通じて投資初心者向けの資産形成サービスを提供する他、取引や残高、口座開設に応じた「dポイント」の還元や、「d払い」「dカード」による入出金や積立を可能にする。
ドコモショップなどを通じた投資情報・金融教育コンテンツの提供、AIによる顧客サポート、STO(セキュリティ・トークン・オファリング)など次世代金融商品の取り扱いも行うという。
ドコモが保有する9600万の会員データとマネックス証券のデータを、顧客が同意する範囲で掛け合わせ、「金融CRMを構築する」としている。
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