米Amazonは10月3日(現地時間)、衛星インターネットサービス「Project Kuiper」の最初の2基の衛星を6日に打ち上げる計画を発表した。この衛星はプロトタイプで、向こう6年間で3200基を製造、配備する計画だ。
打ち上げは米フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地から、米United Launch Alliance(ULA)のAtlas Vロケットで行う。打ち上げの様子はYouTubeでライブ配信する予定(記事末にチャンネルリンクを貼りました。日本時間の7日午前3時からライブ開始の予定)。
2基の衛星を高度約500キロの低軌道に載せる計画。軌道に載せてから太陽電池アレイを展開させ、ネットシステムのテストを実行する。ミッション終了時には衛星を積極的に軌道から外し、大気圏で燃え尽きさせることでデブリ化を防ぐとしている。
Project Kuiperと競合するイーロン・マスク氏の宇宙企業SpaceXのStarlinkの衛星は、既に4000基以上が低軌道に打ち上げ済みで、日本を含む世界でサービスを提供している。
Amazonは、2024年末までにサービス提供を開始するとしている。
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