東海旅客鉄道(JR東海)は10月12日、新幹線「のぞみ」「ひかり」の車内ワゴン販売を10月末で終了することに伴い、ホーム上の自動販売機を拡充すると発表した。需要の高かったアイスクリームなどの自販機を11月1日までにのぞみ号の停車駅に設置する。
SNSで通称「シンカンセンスゴイカタイアイス」として有名になったスジャータアイスクリームの自販機は21台を設置する。定番の「バニラ」をはじめ、東海道新幹線限定フレーバーの「ベルギーチョコレート」「いちご(静岡県産 紅ほっぺ)」など常時4種類程度を用意するという。
他にもドリップコーヒーやセブンティーンアイスの自販機も拡充。ホーム上で見つけやすいように専用のラッピングを施すとしている。
JR東海は今年8月、「静粛な車内環境を求めるご意見、また将来にわたる労働力不足への対応」を理由に新幹線車内でのワゴン販売を終了すると発表。代わりに自販機の拡充と、グリーン車を中心としたモバイルオーダーシステムを11月から提供すると明らかにしている。モバイルオーダーの場合、座席に設置したQRコードをスマートフォンで読み取ることで食事や飲み物の注文が可能になる。
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