とうとうニコンから趣味系カメラの本命が来たかもしれない。
見た目は伝統的でクラシカルながら、中身は最新技術が詰まったミラーレス一眼「Nikon Z f」である。
今回、発売前のサンプル機をいち早く使うことができた。掲載する作例は製品版ではなくサンプル機を使ったものなので、そこはご了承いただきたい。
最初はデジタル一眼レフ時代の「Nikon Df」だった。ミラーレスになってAPC-Cサイズセンサーの「Nikon Z fc」が登場し、あれ? フルサイズセンサーモデルは出ないの? 最後の「c」が怪しいよね、なんて思ってたらNikon Z fの誕生である。
せっかくなので、手元にあった「Nikon FE」(1978年発売)と並べてみた。「FM2の信念を受け継ぎ、インスピレーションを得て」とWebサイトにはあるが、FEも同系統なので並べて見てもいいだろう。この頃のデザインを受け継いでいるのがよく分かる。
ちなみに、APS-CサイズセンサーのNikon Zfc(2021年発売)とNikon FEを並べてみたのがコチラ。
FEを比較対象とすればNikon Z fcとZ fのサイズ感や微妙なデザインの違いが分かるかと思う。
フルサイズセンサー搭載でボディもレンズもちょっと重くなったこともあってか、少しだけグリップ部が出っ張って持ちやすくなった。ロゴの位置もちょっと違う。
このZ fがまた使ってて気持ちいいのである。撮って気持ちいいのでどんどん撮影枚数が増えるというカメラなのだった。
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