では撮ってみる。なにはともあれレンズは40mm F2.0 SE(スペシャルエディション)。Z fcと同時に登場したデザインをボディに合わせたレンズで、40mmなのでZ fの標準レンズとしてもちょうどいい。
レンズデザインもかつてのNikkorレンズを継承している。
電源を入れたら構えてシャッターを切るのだが、このシャッターの感触やレスポンスがすごく気持ちいい。Z fで一番いいとこじゃないかと思う。
カシャンじゃなくてカシッって感じのストイックが音がする。ミラーレス機でもメカシャッターがある限りシャッター音はするわけで、それが快適だと撮影の気分がアガるのである。
シャッターが気持ちいいと撮影枚数が増える。なんてことないシーンでもつい撮っちゃうから。
では人を撮る。もちろん被写体検出AF。
iボタンを押してメニューを表示し、AFエリアモード/被写体検出を選ぶ。
ちなみにニコンのカメラを屋外で使うときのWBは「自然光オート」をおすすめしたい。非常にナチュラルな色を出してくれる。
そして被写体検出だが「オート」にしておけば、人物でも動物でも自動的に合ってくれる。
さらに、Z 8を受け継ぎ、美肌効果と人物印象調整機能がついている。
美肌効果をNORMALにして撮影したのが次のカットだ不自然さを感じさせず、肌をちょっと滑らかにしている。スマホカメラの美肌効果ほど盛りはしないので安心してonにしてよさそうだ。
こちらは、24-70mm F4で撮影。
被写体検出設定には、オートと人物の他に、動物・乗り物・飛行機がある。MF時に被写体検出だけしてくれる機能もある。オールドレンズをつけて撮りたい人を補助するためだそうな。
次は動物。
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