企業のブランド構築コンサルティングなどを手掛けるGMOブランドセキュリティ(東京都渋谷区)は11月13日、商標区分の45分類をそれぞれ擬人化した仮想アイドルグループ「Trademark Boys45」(以下、TMB45)を発表した。親しみやすいキャラクターとすることで、商標業務に関わる担当者の理解促進を目指す。
商標区分の知識は、商標出願の実務に取り組む過程において不可欠だが、「専門の法律用語が難しく、覚える知識量が多いためハードルが高く感じる人もいる」という。親しみやすく、理解を促進させるツールとしてTMB45を企画した。
TMB45のメンバーにはそれぞれ商標区分や指定商品に絡めた設定がある。例えば9類(指定商品:科学用、電気制御用などの機械器具)の「秋葉原 電流太(あきはばら でるた)」(19歳)は、電子情報工学専攻の大学生。ガジェットとメガネが好きで、メガネは9つ(=9類)のコレクションからその日の気分で選ぶという。
すでにオウンドメディア「BRANDTODAY byGMO」上ではTMB45の各メンバーを使って商標の指定商品や役務を説明する記事を掲載している。今後はメンバーを用いた動画の制作やセミナーの開催も計画中。インテックス大阪で15日から開催する「[関西]法務・知財EXPO2023」のブースでは、社内の人気投票で上位6位までに入った6分類の等身大キャラクターパネルを展示する。
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