サントリー食品インターナショナルは7月27日、炭酸飲料「C.C.レモン」を擬人化したキャラクターを生成AIで制作したと発表した。同社ではこのキャラクターを使ったプロモーションを期間限定で展開する。利用した画像生成AIサービスは明かしていない。
社内のC.C.レモン担当者たちの顔写真を生成AIにインプットし、キャラクターを顔を出力。髪形や年齢は「C.C.レモンらしさを感じるもの」を選んだ。衣装は、C.C.レモンのパッケージカラーである黄や緑、赤色を中心にしたコーディネートになるようプロンプトを調整したという。
プロモーションの第1弾として、このキャラクター自己紹介動画を公開している。キャラクターのせりふや声、アニメーションなども、AIチャットサービス「ChatGPT」や「Google Bard」などのAIを利用して生成したものを人の手で修正して完成させたという。
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