パナソニックは11月13日、移動式の瞑想体験空間「(MU)ROOM Ride(ムルーム ライド)」を発表した。同社が事業化したマインドフルネス領域の方向性を探るため、12月にかけて関西のショッピングセンターの駐車場など3カ所で実証実験を行う。
ホテルなどに向けて2020年に発売した固定設置型の瞑想空間パッケージ「(MU)ROOM」の機能を持たせたトラック。屋外→前室→瞑想室というミニマルな導線設計とした。
瞑想室では、微細なミストによるスモーク演出で体験者の視界を遮り、照明の調光/調色や音響、アロマを連携させて瞑想状態に誘導する。初めての人でも自動の音声ガイダンスに従うだけでマインドフルネスを体験できるという。
体験者は胸に計測器を取り付け、心拍数や呼吸数を計測する。結果はスマホ用アプリで確認可能。瞑想の達成度を点数化する「瞑想スコア」も算出する。
パナソニックは、11月13日から12月20日にかけ、門真市の「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク」や、大阪市中央区にある「三菱UFJ銀行大阪ビル」などで体験会を順次実施する。また関西エリアの寺社(未定)でも実施する予定だ。
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