Appleが、自社のクレジットカードサービス「Apple Card」などの消費者向け金融サービスにおいて、パートナーであるゴールドマン・サックスとの提携を全面的に解消すると米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が11月28日(現地時間)に報じた。
報道によると、Appleはゴールドマン・サックスに対し、12〜15カ月以内での提携解消を提案したという。これは、消費者金融サービス全般が対象で、Apple Card以外にも、年利4.15%という高利回りで話題となったAppleの預金サービス(ゴールドマン・サックスの普通預金口座を利用)も含まれている。
Apple Cardは2019年にサービスを開始。バーチャルカードに加え、チタン製の物理カードが用意された他、「Daily Cash」と呼ばれる最大3%の還元施策などが話題になった。また、23年4月に開始した預金サービスは4カ月で預金額が100億ドルを超えたと発表していた。
Apple、年利4.15%の預金サービスを米国で発表 全米平均の10倍以上
Apple、クレジットカードを米国で今夏開始 チタン製物理カードも
Apple Cardの金利は13.24〜24.24% 信用レベルで異なる
Google版「Apple Card」? 物理的デビットカードとアプリの画像流出Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR