カメラやレンズの製造販売で知られるシグマは11月30日、公式Instagramが何者かに乗っ取られ、削除されたと発表した。27日、同社の担当者が米Metaからのメールに対応したが、実は偽メールで、アカウントに不正アクセスされたという。
アカウントは12月1日時点でも削除されたままの状態。同アカウントには、53人の顧客とダイレクトメッセージでやりとりした記録も残っていた。いずれも個人情報を含むといい、情報漏えいの可能性もあるとみられる。当てはまる人には個別に報告・謝罪するという。
シグマはMetaに連絡の上アカウントの復旧を試みている。「Metaに対して被害状況の報告と対策の要請を行っている。また、公式アカウントの復旧については抜本的な解決方法を検討しているところ」(同社)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR