デロイト トーマツ グループは12月8日、サイバーセキュリティ人材の育成サービス「デロイト トーマツ サイバーアカデミー」の提供を始めた。企業・官公庁・大学などを対象に、数時間〜数日規模の学習プログラムを提供する。座学だけでなく、実際の作業を体験しながらの演習も実施するという。
講義の内容はニーズに応じて変わる。組織にどんなセキュリティ人材を不足するかの診断を受け、その結果に応じたプログラムにすることも可能という。
一例として挙げている基礎的なプログラムの場合、料金は受講者1人当たり40万円で、5日間にわたってリスクマネジメントやセキュリティに関する法律などを学ぶ内容になるとしている。講師はグループ企業のデロイト トーマツ サイバー(東京都千代田区)の社員が務める。
「社会のデジタル化が進む一方で、地政学的リスクの高まりなどによりサイバー空間を巡る脅威が深刻化している。企業・団体におけるランサムウェアの被害件数は年々増加しており、サプライチェーン全体の事業活動や地域の医療提供体制に影響を及ぼす事例も見られる。資産を守り事業を継続する上で、サイバーリスクへの対応は、企業・団体が取り組むべき喫緊の課題」(デロイト トーマツ グループ)
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