米Teslaは12月12日(現地時間)、新型2足歩行ロボット「Optimus Gen 2」を発表した。公式X(旧Twitter)アカウントでデモ動画を公開。前モデルに当たる「Optimus Gen 1」からの改善点として、指に触覚センサーを搭載した他、軽量化や移動速度の向上に成功したとしている。
黒と銀を基調としたボディカラーから、黒と白に変わり、2021年に発表した「Tesla bot」のコンセプトに近づいた。前モデルよりも丸みを帯びた部分が増え、より人間らしいデザインとなった。デモ動画によると、Optimus Gen 2にはTeslaが設計したアクチュエータとセンサーを採用。前モデルよりもロボット全身のバランスが改善した他、歩行速度が30%速くなり、体重も10kg軽くなった。
また、マニピュレーター(手)を刷新し、11自由度でより速い動きが可能になり、全ての指先に触覚センサーを内蔵した。デモ動画では、人差し指と親指で卵を持ち、もう片方の手に渡しつつ、割らずに他の場所に移し替える様子が映っており、繊細な指の動きが可能であることをアピールした。
発売予定時期や価格などには言及しておらず「Optimusの今後の活躍にご期待ください」という文言で動画を締めている。
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