米Qualcommは1月4日(現地時間)、MR/VR向けシングルチップアーキテクチャ「Snapdragon XR2+ Gen 2」を発表した。米Googleと韓国Samsung Electronicsが、自社のXR製品でこのプラットフォームを採用していく。
Snapdragon XR2+ Gen 2は、米Metaの「Meta Quest 3」に採用された「Snapdragon XR2 Gen 2」をベースに構築した新たな「+」バージョン。GPUが15%、CPUは20%向上し、90フレーム/秒で片目当たり最大4.3Kの高解像度を実現する。
Qualcommのクリスティアーノ・アモンCEOは昨年2月、Samsungの発表イベントにGoogleのヒロシ・ロックハイマー上級副社長とともに登壇し、3社で「次世代XR体験を構築する」と発表した。
Qualcommはこのパートナーシップとは別に、新たなMR/VRのリファレンスデザインも発表した。こちらはSnapdragon XR2 Gen 2とSnapdragon XR2+ Gen 2の両方の構成をサポートする。
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