米Getty Imagesは1月8日(現地時間)、商業的に安全な有料の画像生成AIツール「Generative AI by iStock」の立ち上げを発表した。米NVIDIAとの提携により、ビジュアルアプリ構築クラウドサービス「NVIDIA Picasso」をベースに構築した。
価格は、100点生成当たり2215円(税抜)。1回のプロンプトで4つの異なる画像を生成できる。
商業的に安全なのは、このAIが同社のライブラリ「iStock」内のコンテンツと独自データのみを使ってトレーニングされているため。さらに、サービスには1万ドルまでの法的補償も含まれている。
Getty Imagesは昨年9月には画像生成ツール「Generative AI by Getty Images」を発表している。そちらと今回発表のサービスの違いは、前者がマルチユーザーの企業向けサービスであるのに対し、後者は個人ユーザーを対象としている点だ。また、前者の法的補償は上限がないが、後者の補償は1万ドルまでとなっている。
いずれのサービスでも、モデルのトレーニングにコンテンツを使われたクリエイターは収益分配プログラムに参加できるようになる見込みだ。
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