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島根県が使ったドメイン、第三者が再取得で注意喚起 新型コロナやRuby関連事業など

» 2024年01月16日 11時32分 公開
[ITmedia]

 島根県は1月15日、県が過去に使用したドメインが、運用停止後にオークションサイトで売買されるなどして第三者に再取得されていることが分かったと発表した。各ドメインにリンクを張っているサイトの管理者に対して、リンクの削除を依頼している。

画像 ニュースリリースより
画像 第三者に取得された「shimane-ninsho.jp」にアクセスすると、このようなページが表示される

 再取得されていることが分かったのは、「島根県新型コロナ対策認証店認証制度」(shimane-ninsho.jp)、「スモウルビー・プログラミング甲子園開催事業」(smalruby-koshien.jp)、「しまねものづくり人材育成支援 Navi」(shimane-monodukuri.jp)の3ドメイン。

 「スモウルビー」とは、島根県松江市を中心に活動する「NPO法人Rubyプログラミング少年団」が開発しているOSS。「スモウルビー・プログラミング甲子園」は、スモウルビーを使った小中学生向けプログラミング競技会として2016年から21年まで開催されていた。

画像 「スモウルビー・プログラミング甲子園」のXアカウントは健在だ

 各サイトに関連する事業は既に終了しており、ドメインを使ったサイトは県と無関係だとして注意を呼び掛けている。島根県は2023年10月にも、「Go To Eatキャンペーンしまね」(gotoeat-shimane.jp)など3ドメインの再取得について注意喚起していた(PDF)。

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