神奈川県の公立高校入試のインターネット出願システムで、「@gmail.com」ドメインのアドレスにシステムからのメールが届かない問題について、県は1月19日、障害が解消したと発表した。9日の問題発覚から10日経ってようやく問題が解決した。
一方で、NTTドコモとauのキャリアメールを利用している人から、「迷惑メールフィルターの影響でメールが届かない」という問い合わせが多くあることを公表。キャリアメールを登録した受験生に対して、設定を見直し、関連3ドメインのメールを受信可能にするよう求めている。
県は今年初めてネット出願システムを導入。多くの受験生が登録を試みた9日から「@gmail.comのアドレスにシステムからメールが届かない」という問い合わせが相次いだ。改修が難航したため、受験生に対して「@gmail.com以外のアドレスで登録してほしい」と呼び掛ける事態になっていた。
19日にようやく、「@gmail.com」ドメインのアドレスにもメールが届くようになったが、「@gmail.comと、それ以外のメールアドレスを両方登録している人は、システムの安定的な運用のため、@gmail.comアドレスへのメール送信を制限した」という。
また、キャリアメールで登録した場合、システムからのメールが、迷惑メールやなりすましメールに分類され、迷惑メールフォルダに入ったり、なりすましメールとして受信を拒否されたりする可能性があるとし、対策を公表した。
キャリアメールを登録した受験生で、メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダやゴミ箱を確認したり、迷惑メールフィルターの設定を確認する、また、なりすましメール拒否機能を無効にしてから受信を試すことを求めている。
受信可能に設定するドメインは、以下の3つ。
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