ITmedia NEWS >

オープン型イヤフォンなのに音漏れしない? 「HUAWEI FreeClip」を試した(2/3 ページ)

» 2024年01月24日 12時44分 公開

左右自動判別とマルチポイント対応

 見た目で最初にびっくりしたのが2つのイヤフォンがまったく同じデザインであることです。これ、L/Rの見分けつかないじゃん! と思ったのですが、これ実ははそれでいいのです。この製品は左右を装着した際に自動判別してくれるので、どっちをどっちの耳に使っても問題ありません。以前、この連載で紹介した「HUAWEI WATCH Buds」と同じです。

23年春に登場した「HUAWEI WATCH Buds」はワイヤレスイヤフォンを内蔵したスマートウォッチ

 そして、これは片方の耳で使うときにも便利です。最初は左耳につけていたけど、右耳にしようと思った時、普通のワイヤレスイヤフォンならRを取り出す必要があります。でも、この製品はそのままつける耳を変えるだけでいいわけです。さらに片方で使っていてバッテリーが切れたら、そのままケースに残っているもう片方のイヤフォンに交換すれば、そのまま連続で長時間利用もできてしまうわけです。

 ワイヤレスイヤフォンをつける際に、これは左用だっけ? 右用だっけ? と確認するのって、大したことではないのですが、地味にストレスです。しかも毎日何回か直面するストレスでもあるので、ここの自動化は一度味わってしまうと自動判別してくれないイヤフォンに戻りたくなくなります。イヤフォンは外せば自動でオフになります。

 マルチポイント接続にも対応しているので、例えばスマホとPCを両方登録しておけば、外ではスマホ、戻ってきたらPCで使うということがシームレスに動作します。音が鳴ってる方に勝手につながってくれるので、切り替えの設定は不要です。

 タッチコントロールの検出ポイントは、ざっくりイヤフォン本体全部という認識で大丈夫です。これも使い勝手の良さにつながりますね。

 音声通話では、デュアルマイクと骨伝導センサーを搭載したマイクを採用した上で、通話ノイズリダクションがかかって屋外でも気持ちよく通話できます。

充電ケース

 なお、充電ケースにUSBケーブルを挿すとピン!っという音が鳴ります。ケーブル指すのが甘くて充電できてなかったとかあるので、こういう演出も使い勝手の良さにつながっています。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.