コロナ禍以降で変化したことの中でも大きなものがテレワークでのビデオ会議です。誰もが十分に準備できていたわけではないので、いろんなものを購入された方も多かったのではないかと思います。そんな中で注目されたのが、オープン型ワイヤレスイヤフォンでした。
音楽視聴ならカナル型のように耳を密閉するタイプでも良いのですが、長時間利用していると耳が痛くなることもありますし、自宅での作業を考えると周囲の音をカットするデメリットも無視できません。家族が話しかけても気づかなかったり、宅配便が来ても分からなかったり……。
今回取り上げる「HUAWEI FreeClip」は、耳に引っかけるタイプのオープン型ワイヤレスイヤフォンです。メガネをじゃましない時点で、まず優勝なのですが、他にも特筆すべき点があります。例えばオープン型にも関わらず、音漏れが気にならないレベルに抑えられています。そこは後で紹介するとして、まずは外観から。
AirPodsよりも一回り小さいサイズで、重量は片側5.6g。ワイヤレスイヤフォンで最軽量級というわけではないのですが、バランスの良さで数字以上に軽く感じます。
耳の穴の真横に本体がくるように耳に挟むのが、正しいつけ方です。本体が下にきてしまうと、耳が痛くなりやすいので、ご注意ください。
不思議でならないのが、耳に挟むだけという構造でありながら、とにかく落ちないこと。私がテストしている間で、これはさすがに落ちるなと思ったのは装着したままセーターを脱いだときぐらいでした。
そもそもセーターを脱ぐときは、事前にイヤフォンは外すべきなのですが、なにしろ慣れてしまうと耳に何かを挟んでいる感がほとんどないので、うっかりそのまま脱いでしまったという次第です。
連続装用については、とりあえず6時間ほどつけてみましたが、それでも耳に痛みを感じることはありませんでした。防塵/防水性についてもIP54となっているので、使用中に汗をかいたりしても問題ありません。
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