コンピュータやOSS関連のニュース・話題を扱う老舗掲示板サイト「スラド」が、1月31日に予定していた閉鎖を撤回した。2月1日時点でもサイトは残っており、受け入れ先を募集中。興味のある企業はメールで連絡してほしいと呼び掛けている。
同様に閉鎖予定だったOSS開発サイト「OSDN」も閉鎖を撤回し、受け入れ先を募っている。
スラドは2001年オープン。運営元は、米VA Linux Systems日本法人、OSDN(サンブリッジ子会社)、アピリッツ、中国OSChinaと移ってきた。
2022年のOSChina移行後は、スラド・OSDNとも閉鎖計画が進んでいたため、スラド編集部は同社に対してサイトを分離することを提案し、了承を得ていた。だが、受け入れ先が決まらなかったため閉鎖すると1月24日に発表していた。
それから1週間で方針転換。サーバを停止せず、受け入れ先を募ることになったという。両サイトとも当面はアクセス可能だ。ただし、スラド編集部とアピリッツとの契約が1月31日で切れたため、更新は同日に停止した。
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