ディー・エヌ・エーとバンダイナムコフィルムワークスは2月8日、スマートフォンゲーム「takt op. 運命は真紅き旋律の街を」(以下、タクトオーパス)のサービスを4月9日午後1時で終了すると発表した。サービス開始から半年を過ぎたばかりのタイミングだった。
同日公開したプロデューサーレターでは、理由について「今後も継続的にプレイヤーの皆様に満足いただけるゲーム内容の提供が困難であるという結論に至り、サービスの終了を決定」したと説明。プレイヤーに感謝と謝罪の言葉をつづっている。
タクトオーパスは「音楽が失われた世界」を舞台に、音楽の力を宿した少女たち「ムジカート」とともに人類の敵「D2」に立ち向かうRPG。2017年に両社のメディアミックスプロジェクトとして発表され、クラシック音楽をモチーフにしたコンセプトの斬新さや、「サクラ大戦」シリーズの広井王子さん(原作)ら著名クリエイターを多く集めたことなどで注目を集めた。
テレビアニメの「takt op.Destiny」(タクトオーパス ディスティニー)は21年10月から12月まで放送した。しかし当初は同時期の配信を計画していたスマートフォンゲームは、開発会社の変更などもあって複数回にわたり配信時期を延期。実際にサービスが始まるまでにおよそ1年半を要していた。
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