1月26日公開の映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が、10日間で興行収入約19億6000万円、観客動員数は約121万5000人という好スタートを切ったようです。評判が良さそうなのでボクも見てきました。
今回の映画は、テレビシリーズからおよそ20年ぶりとなる完全新作です。ボクは放送は見ていたものの、すでに記憶はおぼろげ。それでも映画はメチャクチャ面白かったです。ただ、その内容は想像していたものとは全く違い、ハッキリ言ってラブコメでした。
本作は、主人公のキラ・ヤマトとヒロインのラクス・クラインのラブストーリーを軸とし、そこに他のキャラ達の恋愛模様を絡めながら物語が進んでいきます。とにかく「愛」にテーマを絞ってキャラクターの心理や行動を描いているので、分かりやすく、かつ違和感なく彼らの青臭い恋愛にヤキモキできます。
一方で、本作における戦いの内容や戦況、各キャラクターの立場などは、正直一度見ただけで全て理解することは難しかったです。ただ、メインストーリーは変にひねりのない王道の展開なので、細かい部分が分からなくても問題ありません。熱い王道展開で繰り広げられるキラとラクスのラブストーリーは個人的には相当満足度が高いと思います。
元が20年前のアニメだけに、ちょっと古臭い女性描写やセクシー表現に嫌悪感を抱く人もいるかもしれません。それでも相当面白い作品になっていると思いますし、ガンダムシリーズを知らなくても問題ないでしょう。ただ、専門用語なんかは少し予習しておいたほうがより楽しめるかもしれません。
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