米Metaのマーク・ザッカーバーグCEOは2月14日(現地時間)、米Appleが2日に米国で発売した空間コンピューティングヘッドセット「Apple Vision Pro」を実際に使ってみた感想を語る動画を、Instagramに投稿した。
この動画は“友人のケニー”がQuest 3のパススルーモードで撮影したものだという。
「ほとんどの人にとってQuest(同社のMRヘッドセット「Quest」シリーズのこと)の方が価値があると予想していたが、実際に使ってみたら、Questの方が確実に良かった(I think the quest is the better product period)」という。
その理由として、以下のような点を挙げた。
また、Vision Proの解像度が高いことは認めたが、それを実現するために「どれほど多くのことが犠牲になったのかに驚いた」という。
Vision Proの視線追跡によるUIは優れているがまだ不完全だと指摘し、Quest 3にもいずれ搭載する予定だと語った。
最後に、AppleはVision ProでiPhone(iOS)と同じクローズドモデルを採用しているが、これによってiPhoneのような成功が約束されているわけではないと主張した。「次世代Metaはオープンモデルになる予定で、オープンモデルが勝者になると思っている」。
「昔のことわざにあるように、未来を予測する最良の方法は、自らそれを発明することだ」
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