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市民への郵送物、JISコード外の氏名が文字化け さいたま市が謝罪

» 2024年02月19日 11時03分 公開
[ITmedia]

 さいたま市は2月16日、9日に発送した給付金の通知書で、氏名の一部に誤表記があったと発表し、謝罪した。

 発送した12万通のうち4438通で、JIS規格の文字コードに含まれない外字を含む氏名について、正しい漢字が適用されなかったという。

画像 ニュースリリースより

 対象の郵送物は「さいたま市物価高騰対応重点支援給付金のお知らせ」。

 給付金に関する事務を受託している事業者が、外字を適正に印字する設定を誤ったため文字化けが起きたという。

 9日に委託事業者から納品された通知を、郵便局に差し出すために仕分けをしている際、市職員が誤表記を発見した。その時点で発送を終えていた4438通は差し止められなかったという。

 市は対象者に対して、事態の経緯をまとめた詫び状を送った。また、問題発覚後に発送した通知は、すべて正しく印字されていることを確認したという。

 氏名が誤印字でも通知の内容は有効で、給付金の振込などへの影響はないとしている。

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