さいたま市は2月16日、9日に発送した給付金の通知書で、氏名の一部に誤表記があったと発表し、謝罪した。
発送した12万通のうち4438通で、JIS規格の文字コードに含まれない外字を含む氏名について、正しい漢字が適用されなかったという。
対象の郵送物は「さいたま市物価高騰対応重点支援給付金のお知らせ」。
給付金に関する事務を受託している事業者が、外字を適正に印字する設定を誤ったため文字化けが起きたという。
9日に委託事業者から納品された通知を、郵便局に差し出すために仕分けをしている際、市職員が誤表記を発見した。その時点で発送を終えていた4438通は差し止められなかったという。
市は対象者に対して、事態の経緯をまとめた詫び状を送った。また、問題発覚後に発送した通知は、すべて正しく印字されていることを確認したという。
氏名が誤印字でも通知の内容は有効で、給付金の振込などへの影響はないとしている。
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