愛知医科大学は2月20日、医学部の選抜試験において受験生80人を誤って不合格にしていたと発表した。原因はPCの操作ミスで、一部受験生の得点が実際の点数よりも低くなっていたという。対象の受験生80人には個別で電話やメールで連絡して、22日に開催する第2次試験に案内するとしている。
判定ミスがあったのは「令和6年度医学部大学入学共通テスト利用選抜(前期)」で、共通テストの結果から合否判定を行う試験形式。「大学入試センターから提供された当校出願者の個人成績を当校所定の様式に展開する際、PCの操作ミスにより、一部受験生の得点が実際の得点よりも低く置き換わっていた科目があった」(同校)という。
同校は「受験生ならびに関係者の皆さまにはご迷惑をおかけいたしましたことをおわび申し上げます」と謝罪。対象の受験生には個別連絡し、22日に開催する第2次試験へと案内する。22日に受験できない人に対しては、25日を振替日として設けるという。
なお国立大学協会によると、国立大学の第2次試験前期日程は25日から行うとしている。
同校は再発防止策として「今後は入試資料のチェック体制を見直し、強化を図る」と発表している。
そのDX課題を解決するアイデアがここに!
DXやIT活用の進め方が分からない、一向に成果が見えない――そんな悩みを解決するヒントを詰め込んだイベント「ITmedia デジタル戦略EXPO」を開催します。課題に直面した企業のリアルな事例や専門家の詳しい解説などをこちらから無料でご視聴いただけます。
合格発表で前年のファイルを誤掲示 佐賀大医学部の推薦入試
なぜGmailだけ届かなかった? 高校出願システム問題、神奈川県に詳しく聞いた
AIは予想より“ポンコツ”だった? 共通テストの数学、ChatGPTでも平均点未満という結果に驚く
RAGが動作するクラウド環境に侵入、勝手にマイニング用インスタンス作成 SIerが不正アクセス被害に
「スマート歯ブラシ300万本を乗っ取ってDDoS攻撃」海外メディアで誤報相次ぐ “IoTテロ”は現実に起こるのか?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR