この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「AWSのデッキ構築型カードゲーム「AWS BuilderCards」が日本語化。手元のカードを揃えてAWSのWell-Architectedなシステム構築を競う」(2024年3月7日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
Amazon Web Services(AWS)のユーザーグループ「JAWS-UG(AWS User Group - Japan)によるイベント「JAWS DAYS 2024」が3月2日に東京 池袋サンシャインシティで開催され、ここで初めて日本語化されたAWSのデッキ構築型カードゲーム「AWS BuilderCards」が披露されました。
AWS BuilderCardsはAWSがカードやルールを作成し提供している、遊びと教育を目的としたデッキ構築ゲームです。AWS Marketplaceに見立てたシャッフルしたカードの山からカードを引くなどして集めた手元のカードで、コストが小さくメリットの大きいような、Well-Architectedなシステム構築を競います。
下記のカードの例では左上の黒い丸の中に取得にかかるコストの値「1」、上部の中央にサービスの名称「Amazon EFS」とカテゴリ「Storage」、カード中央にアイコン、アイコンの右下には黒い丸の中にTCO(Total Cost of Ownership)を示す「1」、オレンジの丸の中にAWScomeクレジットと呼ばれる数値を示す「2」、その下には他のサービスと組み合わせたときの効果などが記されています。
このAWS BuilderCardsが初めて日本語化され、JAWS DAYS 2024でプレイされました。
翻訳作業についてはJAWS-UGのメンバーが提案し、AWSジャパンのコミュニティマネージャー、AWS BuilderCardsの作成者であるDavid Heidt氏らとともに作業を行ったとのことです。
日本語版ができるまでのエピソードについては、JAWS-UGのNoteに掲載された記事「【日本語版初登場】AWS BuilderCards体験コーナーのご紹介」で紹介されています。翻訳のきっかけは、「JAWS-UGの各支部で AWS BuilderCards をプレイしながら参加者同士が交流し、情報交換できるきっかけにしたい」と考えたためだと説明されています。
AWSに取材したところ、このカードはAWS re:Inventなどの一部のイベントで配布される非売品で、今回の日本語版のカードもJAWS-UG のプロジェクトメンバーの貢献によりJAWS DAYS 2024で配布されたとのことです。
今後の配布やプレイ予定については未定で、JAWS-UGの公式Webサイトや公式X、AWSのコミュニティマネージャのnoteなどの情報を随時チェックしておいてほしいとのことでした。
日本語でのルールの説明やプレイの感想などは、下記のブログなどで紹介されていましたので、興味のある方は合わせてぜひご参照ください。
YouTubeには実際に遊んだ方の動画も公開されていました。
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