紀文は4月4日、Xの公式アカウント(@kibun_kitchen)の運用を再開すると発表した。同社は「紅麹」原料を使用していた商品の自主回収を進めており、3月29日に出荷停止対象であるいか塩辛2品以外の商品に使用している原材料の安全性に問題はないという報告をしたのを最後に、公式Xアカウントの運用を休止していた。
紀文は、「突然ではありますが、明日5日から紀文公式Xは通常の更新を再開させていただきます」と運用再開を報告。「休止中に商品を買って投稿していただいたり、暖かいコメントをいただいた #のりふ民 の皆様、本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。
これに様々な企業アカウントが反応。ミツカンや春日井製菓、東洋水産(マルちゃん)といった食品メーカーの他、リンレイやアース製薬、エレコム、GMOインターネットグループなどの幅広い業種の公式アカウントが、「まってました」「おかえりなさい」「のりふみさん待ってたよ」など、温かい言葉をかけている。
紀文の読み方は「きぶん」だが、2年ほど前に、ちくわの紀文ロゴを見たX(当時はTwitter)ユーザーの「のりふみって誰」というつぶやきに「すみません私です」とリプライしたことから企業アカウント間で大喜利が始まり、その後定着した経緯がある。
【訂正:2024年4月5日11時28分更新 ※誤解を招く表記があったため内容を修正しました】
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