例えばXは、文字数、絵文字、ハッシュタグを付けてくれます。メールはメールのタイトル、書き出し、メールの締めも含めて作成してくれます。
もちろん、実際に使う際には、これを修正する必要はありますが、修正する元となる文章を生成してくれるだけでも、これは仕事の負荷を軽減してくれます。そして、いちいち別途AIの画面を開かなくていいというのも、地味にうれしいところです。
また、こういったAI機能の強化を考えると、より今のEvernote向きのユーザーというのが見えてきます。
また、現在の生成AIの発展の方向を考えれば、進化はマルチモーダルの方向に向かっていますので、メモサービスとしてマルチモーダルであるEvernoteが生成AIを取り込んでいるのは、実に真っ当な進化の方向だと考えることもできます。
最後に繰り返しになりますが、今のEvernoteは以前のEvernoteとは違う会社です。しかし、一時期のゴタゴタ期を抜け出して、次の進化に向かっているところです。日本法人解散というニュースだけで判断するのではなく、実際にEvernoteを使ってみて、これからの進化を見ていくのもいいのではないでしょうか。少なくとも、私は自分の過去のEvernoteに貯めこんだデータがAIによる進化で今後どうなっていくのか楽しみにしています。
「これまで同様にEvernoteは利用可能」――公式アカウントが投稿、日本法人の解散を受け
「Evernote」日本法人が解散 解散公告を掲載【追記あり】
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