米MetaのSNS「Threads」で、自分のポストで返信と引用ができる人を制限できるようになった。InstagramとThreadsの責任者、アダム・モッセリ氏が5月4日(現地時間)にポストで告知した。
これまでは、誰でも他のユーザーに嫌がらせの返信をしたり、否定的なコメントを添えて引用したりできていた。こうした行為を執拗に繰り返して個人を攻撃することを、米国では「dunk」(バスケットの「ダンクシュート」由来)と呼び、XやBlueskyでも対策を提供している。
Threadでは、新規スレッド作成画面に「すべての人が返信・引用できます」と表示されるようになった。ここを長押しすると、3段階の設定を選択するメニューが表示され、ここで範囲を選択できる。
範囲はポストごとに設定する。過去のポストの範囲を変更するには、範囲を変更したいポストを表示し、右上の[…]をタップし、「返信と引用ができる人」をタップして表示されるメニューで範囲を選択する。
範囲の初期設定では「すべての人」になっており、「フォロー中のプロフィール」か「メンションのみ」に変更できる。
モッセリ氏は「これでThreadsがよりポジティブな場所になり、皆さんが自分の体験をコントロールしやすくなることを願っている」と語った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR