SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)は5月30日、故ジャニー喜多川氏による性加害を受けた被害者やその家族に対する誹謗中傷がSNS上などで続いているとして、改めて止めるように呼び掛けた。
同社によると、SNSを中心に人格を否定・攻撃する発言、根拠のない悪口・非難、「被害を受けていても補償を行う必要はない」といった発言など、誹謗中傷が行われているとの声が届いているという。
SMILE-UP.は「被害者の皆様およびその御家族に対する誹謗中傷は、今まで苦しみを背負われてきた方々の苦しみを増すことになるばかりでなく、犯罪行為にもなりえます」として、誹謗中傷を止めるように改めて要請した。「誹謗中傷が終息するまでは被害者救済は終わらないと認識している」。
SMILE-UP.が設けた心のケア相談窓口では誹謗中傷に関する相談も受け付けている他、法的手段に関する相談窓口として、同社が賛助会員となっている「一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)」の誹謗中傷ホットラインを案内しているという。
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