米AMDは6月2日(台湾時間)、Computex Taipeiで、ノートPC向けのNPU搭載プロセッサ「Ryzen AI 300」シリーズを発表した。
米MicrosoftがBuild 2024で発表した「Copilot+ PC」に対応し、Acer、ASUS、HP、Lenovo、MSIなどが今夏発売するCopilot+ PCに搭載される。
NPU「Strix Point」を備え、AIパフォーマンスは50TOPSでCopilot+ PCの要件を超えており、AIエンジン性能は第2世代のRyzen AIの3倍以上という。また、新たな「Zen 5」アーキテクチャは先代の「Zen 4」と比較して最大12個の高性能CPUコアと24スレッドおよび50%多いオンチップL3キャッシュメモリを搭載する。
12コア(Zen 5×4+Zen 4C×8)の「Ryzen AI 9 HX 370」と10コア(Zen 5×4+Zen 5C×6)の「Ryzen AI 9 365」の2モデル展開で、AMDのベンチマークでは、前者は米AppleのM3より98%高速、米IntelのCore Ultra 185Hより73%高速という。
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