米Xは、アダルトコンテンツと暴力コンテンツの投稿に関する新たなポリシーを5月に公開していた。米TechCrunchが6月3日(現地時間)に報じた後、Xの公式アカウントがこれを認めた。
XはTwitter時代から、アダルトコンテンツを明確に禁止してはいなかった(Twitterが不適切と判断した画像を表示させようとすると警告する機能はある)。
あらたなポリシーでは、アダルトコンテンツと暴力コンテンツの投稿を条件付きで正式に許可した。
ラベルさえ貼っておけば、「合意のもとで製作され配信された成人の裸体または性的行動のコンテンツ」を投稿できる。社会問題にもなったテイラー・スウィフトの偽ヌード画像のように、本人の合意なく生成されたコンテンツは禁止される。
ポリシーには、「性的表現は、視覚表現か文章表現かにかかわらず、正当な芸術表現の一形態になり得ます」とある。「未成年や、閲覧を希望しない成人ユーザーに表示されるのを制限することで、この自由のバランスを取っています」。
なお、これらのコンテンツをプロフィール画像やバナー画像など、人目に触れる機会の多い場所に掲載することは禁止されている。
コンテンツの定義や公開の条件については、「記事リンク」のヘルプページを参照されたい。
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