米OpenAIは6月10日(現地時間)、新たなCFO(最高財務責任者)とCPO(最高製品責任者)を迎えたと発表した。
新CFOのサラ・フライアー氏は、Goldman Sachs、McKinsey、Salesforceなどに務めた後、ジャック・ドーシー氏の決済企業SquareのCFOやご近所SNSのNextdoorのCEOを務めた。現在は複数の企業の取締役の他、フェイ・フェイ・リー博士が立ち上げたStanford HAI(スタンフォード大学、人間中心AI研究所)内のラボ、The Stanford Digital Economy Labの共同議長を務めている。
新CPOのケヴィン・ウェイル氏は、Twitter(現X)の製品担当上級副社長やFacebook(現Meta)傘下のInstagramの幹部を務めた後、Facebookの暗号通貨「Libra」の立ち上げに参加した。直近では衛星画像とその分析情報のプロバイダー企業、Planetのビジネス担当社長を務めていた。現在は米外交問題評議会(CFR)のメンバーやThe Nature ConservancyとBlack Product Managers Networkの理事を務めている。
フライアー氏は「私の目標は、OpenAIが最善を尽くすこと、つまりトップレベルの研究を生み出し、AIツールのメリットをすべての人に最大限に提供するために協力し続けることを支援することだ」と、ウェイル氏は「AGIに向けて安全かつ責任を持って構築を続ける中で、成長の次の段階に参加できることを嬉しく思う」と、発表文で語った。
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