LINEヤフーは6月13日、日本における決済サービス「LINE Pay」の提供を2025年4月末で終了すると発表した。終了の理由は同社の決済領域のサービスを「PayPay」に一本化するためとしている。希望者にはLINE PayからPayPayへの残高移行を実施する予定。
決済サービスと送金サービスの両方を終了する。まずは9月上旬に送金・送付サービスを終了し、25年1月にはバーチャルプリペイドカードサービスの「LINEプリぺ(Visa)支払い」を、3月下旬にはチャージ、4月下旬には支払いサービスや、後払いサービス「チャージ&ペイ」、履歴閲覧、出金サービス、銀行振り込みサービスをそれぞれ終了する。クレジットカード「LINEクレカ」「LINEクレカ(P+)」は有効期限まで利用できる。
PayPayへの残高移行サービスは、25年2月末までに詳細を告知する。LINE Payのサービスが終了した5月以降の残高についても払い戻しを行うという。
LINE Payがサービス開始したのは14年12月。24年5月時点での国内登録者数は4400万人を超えていたという。なお、LINE PayからPayPay社への事業譲渡は行わないが、一部事業についてはLINEヤフーに継承する。タイ・台湾でのサービス提供は継続する。
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