ニコンからミドルクラスの最新機種「Nikon Z6III」が発表された。
珍しいのは、数日前に公開された新製品動画の予告で「Nikon Z6III」の名が堂々と示されていたこと。
たいていのティーザー広告は製品名が伏せられ、多くの人が(誰もが予想できているとはいえ)アレではないかコレではないかと想像を膨らませて登場を待つものだが、今回は堂々とZ6IIIと予告されていたのだ。
そしてその製品は「ミドルクラスでこの高性能はアリなの?」というレベルに達していたのである。
大型新製品なのでちょっと整理。
ニコンの初代Zは「Z6」と「Z7」で2018年の秋に登場。
その後、フルサイズ機に限定すると、この2機種の下位のモデルとして、廉価な「Z5」と趣味性の高い「Zf」が、上位のモデルとしてフラッグシップ機の「Z9」と「Z8」が用意された。
次に期待されるモデルが期待されていたのがど真ん中に位置する「Z6II」と「Z7II」の後継機だったのである。
そして登場したZ6IIIはなんとミドルクラスと言っていいのか、というハイスペックマシンだったのだ。
基本デザインはZ6IIと同じだが、ファインダー部のデザインやボタンの配置など細かくブラッシュアップされている。
でも大きく変わったのが中身だ。
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