中国Pudu Roboticsの日本法人は7月1日、ネコ型配膳ロボット「BellaBot」の新モデル「BellaBot Pro」を発表した。トレイ上の物体の有無を検出し、料理を受け取った後にボタン操作不要で次のタスクに進める機能などを新たに搭載した。日本での発売時期は「調整中」。
トレイの上に魚眼カメラとライトを搭載し、トレイ上の物体の有無を検出できるようになった。従来は客が料理を受け取った後、ボタンを操作する必要があったが、カメラによってタスク完了を自動で認識できるようになり、ボタン操作なしで次のタスクに進めるという。
トレイ上の料理を認識し、音声で料理を紹介ができる機能も搭載。客の取り間違い防止につながるとしている。
前面には新たに縦長ディスプレイ(18.5インチ)を搭載し、映像や音声の再生に対応。2台のフロントビューカメラを搭載し、手を振るなどの顧客のジェスチャーを検出できるようになった他、車輪部の死角が減った。
ロボットの進路を地上投影照明で照らし、接近を歩行者に警告することで衝突のリスクを軽減する機能や、天井が高かったり広いエリアでも利用できるようになったという。
Pudu Roboticsはこれまでに、60カ国以上で約8万台のロボットを出荷しているという。
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