米OpenAIが6月にリリースしたmacOS版ChatGPTアプリについて7月1日(現地時間)、スペイン在住のエンジニア、ペドロ・ホセ・ペレイラ・ビエイト氏が「すべての会話が、保護されていない場所にプレーンテキストで保存されている」と指摘した。米The Vergeによると、アプリは3日にアップデートされ、テキストが暗号化されるようになった。
OpenAIはMac版ChatGPTをAppleの公式アプリストアには登録しておらず、自社サイトで公開している。Swiftでアプリを開発するエンジニアのビエイト氏は、このアプリがサンドボックス化されていないことを確認し、別のアプリで保存されたプレーンテキストにアクセスすればChatGPTとの会話のテキストを表示できることを示した。
OpenAIはThe Vergeに対し「この問題を認識しており、これらの会話を暗号化するアプリの新バージョンをリリースした」と語った。
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