ライドシェアスタートアップのnewmoは7月4日、1960年に創業したタクシー会社・未来都(みらいと、大阪府守口市)の経営権を取得したと発表した。取得価額は非開示。
今回のM&Aにより、newmoの保有タクシー台数は646台になった。newmoはタクシー運転手不足が見込まれる2025年大阪・関西万博に向け、タクシー会社への出資を進めており、車両やドライバーの確保に動いている。同社は今後もタクシー事業者との資本提携を進める方針。
newmoは、グリー元CFOでメルカリの日本事業を統括していた青柳直樹氏が2月に設立を発表。同月にメルカリなどから15億円を調達している。3月には大阪府堺市のタクシー会社・岸交に出資。2026年3月までに全国の主要な地域で事業を展開するとして、各地の企業と協議を進めているという。
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