この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「AWS Direct Connect、400Gpbsの専用回線に対応開始。大規模言語モデルのトレーニングや自動運転の高度支援システムなどにメリットと説明」(2024年7月5日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。
米Amazon Web Services(AWS)は、AWSのクラウドデータセンターに専用回線で直接接続できるサービス「AWS Direct Connect」において、400Gbpsの専用回線への対応を開始したと発表しました。
これまで、より高速で大容量なネットワーク回線を用いてAWSへ接続しようとすると、複数の100Gbps専用回線を束ねて管理する必要がありました。
今回の400Gbps専用回線の対応により、こうした複数回線の管理が削減できるとしています。
AWSは400Gbps専用回線による顧客のデータセンターとAWSとの高速な接続は、特に機械学習や大規模言語モデルのトレーニング、自動運転の高度支援システムなどの大規模なデータセットをクラウドへ転送するアプリケーションにおいてメリットがあると説明しています。
400Gbps専用回線への対応は、現在のところ米国東(バージニア)、米国西(北カリフォルニア)で開始され、今後順次拡大されていく予定です。
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