佐川急便は、玄関前などに荷物を届ける「置き配」を9月2日から本格導入する。再配達を減らし、ドライバー業務の効率化を図る狙い。
対象は「飛脚宅配便」「飛脚ラージサイズ宅配便」「飛脚航空便」。利用者は、Webサービスの「スマートクラブ」や、佐川急便の公式LINEアカウントから届く「お届け予定通知」から置き配を選択できるようになる。
スマートクラブの場合、ログイン後に荷物の受け取り方法として「置き配」を選択。さらに「指定可能な受け取り場所」から「玄関前」や「ガスメーターボックス」「車庫」などを選ぶ。
佐川急便は2020年5月から、個別契約を結んだ送り主が出荷する荷物を対象として、受け取る人が置き配を選択できる「指定場所配送サービス」を提供してきたが、実際は「一部の限られたお荷物のみ」だった。
置き配の本格導入で再配達を減らし、ドライバー業務の効率化を図ると共に、トラック輸送時のCO2削減なども期待できるという。同社は「引き続き持続可能な物流の実現に努める」としている。
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