米Microsoftは7月24日(現地時間)、昨年2月に「新しいBing」として提供を開始したLLM採用のチャット検索機能のアップデートを発表した。AIが生成した回答が中心に、従来の検索結果は脇に表示されるようになる。
検索結果ページの中央トップに、LLMおよびSLM(小規模言語モデル)が生成したという回答が表示される。この回答の下には、回答のソースとした主なWebサイトへのリンクが表示され、その下には関連する動画やWebサイトが並ぶ。従来のBing検索結果は右の別カラムに表示されている。
Microsoftは生成AIによる回答は「Bingの検索結果の基盤とLLMおよびSLMのパワーを組み合わせたもの」であり、「検索クエリを理解し、何百万もの情報源をレビューし、コンテンツを動的に一致させ、AIが生成した新しいレイアウトで検索結果を生成して、ユーザーのクエリの意図をより効果的に満たす」と説明した。
なお、このアップデートがパブリッシャーへのトラフィックにどう影響するかについては「非k続き詳しく調査している」としている。初期データによると、Webサイトへのクリック数は維持できているという。
Microsoftは、このアップデートを「徐々に展開」しており、ユーザーにフィードバックを求めている。
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