東映ツークン研究所は8月1日、公式BOOTHショップでモブ専用の3Dモーション&ポーズ集「名もなきモーション」を発売した。映画やアニメ、ゲームなどのクリエイターに向けて販売する。
漫画やアニメなどに登場する、名前が明かされない群衆──いわゆるモブ向けのアニメーション素材。第1弾は「渋谷のハチ公前あたりにいそうな“名もなき”人々」と題し、「スマホを見ながら座っている人」「会話している人」「信号待ちする人」など70近いモーションをそろえた。YouTubeの公式チャンネルでも各モーションを確認できる。
普段はゲームなどの高精度モーションキャプチャーを行うスタジオと、光学式キャプチャーシステム「VICON」を使用し、東映ツークン研究所のモーションキャプチャー専門チームが製作した。キャラクターのモーションとしてはもちろん、作画の下地やチェック用として使えるという。利用規約も同時に公開した。
発売にあたり、東映ツークン研究所は手書きのメッセージを公開。「時間も予算もかけるところではないのに、意外と手間がかかるモブ製作。あらゆる映画の背景に、ゲームシーンのアクセントに、アニメ作画の下敷きに、必ず必要なモブを手軽に配置できます。使い方は自由です。モブだからといってクオリティを落とさず、時間と労力を節約して、より重要な部分に集中してください」(メッセージより抜粋)としている。
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