リコーイメージングが手掛ける、「GR」シリーズをテーマにした新たなコミュニケーションスペース「GR SPACE TOKYO」が、8月11日に原宿にオープンしました。オープンに先立ち行われたレセプションに参加し、この注目の施設をひと足先に訪問してきました。
東京・原宿の喧騒から路地に入った所に位置するGR SPACE TOKYO。路面に面したエントランスは印象的なガラス張りのデザインで、シンプルに「GR」の文字だけが配されています。分かる人にはこれ以上の説明は不要という潔さが最高です。
RICOH GRシリーズのコンセプトや世界観を体現したこの空間は、単なるショールームを超えた、写真文化の発信基地としての役割を担っています。リコーイメージングの岩崎徹也さん(GR事業部 企画開発部)がGR SPACE TOKYOの開設理由について語ってくれました。
「我々はずっと、人々が写真を楽しむ場所を探していました。渋谷から原宿にかけてのエリアは、ストリートフォトの聖地ともいえる場所です。多くのGRファンが訪れる場所でもあり、ここに写真愛好家が集まれる場を作りたいと考えました」
また、GR SPACE TOKYOの特徴について、岩崎氏は以下のポイントを強調しました。
実際、GR SPACE TOKYOのエントランスを入ると、まず目に飛び込んでくるのは落ち着いた雰囲気のブックカフェスペースです。ここでは、写真集専門書店「book obscura」によって厳選された国内外の写真集をゆっくりと楽しむことができます。棚には、クラシックな名作から最新の作品まで、幅広いジャンルの写真集が並んでいます。個人的にも、これはマスターピースと思っている写真集が何冊も並んでいる光景は、思わず顔がにやついてしまう光景でした。
奥に進むと、空間はL字に広がっており、そこがそのままギャラリー空間となっています。実際、レセプションの時間も私はずっと壁面をながめていることが多かったです。オープンを記念して、8月11日から10月21日まで、森山大道氏による写真展が開催されています。
ギャラリースペースの向かいには、RICOH GRシリーズを実際に手に取って試すことができるタッチ&トライコーナーがあります。
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