米カリフォルニア州政府は8月15日(現地時間)、米Appleと米Googleの「ウォレット」に州政府が発行する運転免許証と身分証明書(以下まとめて州ID)を保存できるようにすると発表した。
ウォレットに州IDを保存すれば、スマートフォンまたはスマートウォッチでこれらを提示できるようになる。ただし、物理的なカードの携帯は必要だ。
ギャビン・ニューサム州知事は「カリフォルニア州を代表する2つの企業、AppleとGoogleと提携し、便利でプライバシーが保護された安全な運転免許証とIDを州民のスマートフォンに直接提供する」と語った。
AppleのウォレットのIDはカリフォルニア州のほか、アリゾナ州、メリーランド州、コロラド州、ジョージア州、オハイオ州でも既に利用可能だ。
Googleのウォレットは、アリゾナ州、メリーランド州、コロラド州、ジョージア州で利用可能だ。
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