経費管理のクラウドサービスを手掛けるコンカー日本法人(東京都千代田区)は9月13日、日本国内にデータセンターを開設した。今後、一部サービスのデータは国内で保持、処理する。機密データの国内管理などの要望にも対応可能となる他、公共機関が原則設けている国内データセンターを採用する方針にも対応できる。
国内データセンターの対象となるのは、経費管理システム「Concur Expense」のProfessional版とそれに関連する追加サービス。今後リリースする請求書管理システム「Concur Invoice」と出張管理システム「Concur Travel」のProfessional版も対象となる予定だ。
「今回のデータセンター開設は、2019年からSAP Concur本社に対して提案し続けてきたもの。データセンター開設後もサービスを拡充していく」(同社)
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