U-NEXTは9月19日、米Warner Bros. Discoveryとパートナーシップ契約を締結し、Warnerの主力動画配信サービス「Max」をU-NEXT内で展開すると発表した。日本のコンテンツをMaxを通じて全世界に配信することも決定した。
U-NEXTでは、25日の午後2時から、洋画、海外ドラマなど約2500タイトル、1万6000エピソードにおよぶMaxのコンテンツを独占配信する。U-NEXTの月額プラン会員は追加料金なしで視聴できる。
映画「ハリー・ポッター」シリーズや「ファンタスティック・ビースト」2作の計10作品は4K/HDRでも見放題配信するなど高画質タイトルを順次拡充する考え。また10月にはスティーブン・キング原作の「Salem's Lot」(原題:呪われた町)やクリント・イーストウッド監督の法廷劇「Juror No.2」などが控えているという。
一方、日本のコンテンツをU-NEXTとMaxを通じて全世界に配信することも決まった。「公開直後のヒット作の独占的な配信など、世界への発信を前提によりインパクトの大きな取り組みを実現する」(U-NEXT)
Warner Bros. Discoveryでアジア・パシフィック プレジデントを務めるジェームズ・ギボンズ氏は「U-NEXTでのMaxの展開は、私たちのパートナーシップの進化であり、日本の消費者により迅速かつ効果的にリーチすることを可能にする。また日本で生まれた物語を世界のオーディエンスに共有する機会を創出する」としている。
Maxは、2023年5月に米WarnerMediaの「HBO Max」と米Discoveryの「Discoversy+」を統合して誕生した動画配信サービス。現在は北米や欧州など、65の国と地域でサービスを展開している。
U-NEXTは、21年3月に当時のWarnerMediaとSVODにおける独占パートナーシップ契約を締結。これまでに「THE LAST OF US」「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」などHBOやHBO Maxのタイトルを日本で配信してきた。
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