米Googleは9月29日までに、露Kaspersky(カスペルスキー)のセキュリティアプリを、Google Playから削除した。
米政府は6月、Kasperskyの米法人に対して、米国内・米国民への製品提供を禁止すると決定。9月29日まで移行のための猶予を与えていたが、これが切れたためとみられる。
Kasperskyは公式フォーラムで、同社製品がGoogle Playストアで「一時的に利用いただけない」とコメント。「問題の背景にある状況を調査し、ユーザーが引き続きダウンロード・アップデートできるようにするための解決策を検討している」と述べている。
当面は、Galaxy Store、Huawei AppGallery、Xiaomi GetAppsなどの他のストアから利用するよう呼び掛けている。
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