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くいだおれ太郎、全長6mの立体看板になる ビルのリニューアルで 25年春オープン

» 2024年10月09日 16時18分 公開
[ITmedia]

 2025年春にリニューアルオープンする大阪「中座くいだおれビル」の概要が発表され、外壁には全長6mもの「くいだおれ太郎」の立体造形看板を掲げることが明らかにされた。

25年春にリニューアルオープンする「中座くいだおれビル」の外観イメージ(出典:野村不動産コマース、以下同)

 看板の周囲には昔懐かしいネオン管を思わせる電飾を施し、大型LEDビジョンも備える。

 ビル1階にはオリジナルのくいだおれ人形が鎮座するフォトスポットを用意。天井や壁面は太郎のイメージカラーである赤と白を使った大胆なデザインになるという。

 中座くいだおれビルは地上6階、地下1階。大阪名物にあふれるアミューズメントビルとして国内外の観光客に利用されている。来春のリニューアルオープンを目指して今年6月1日から改装工事を行っているが、営業も続けている。

 くいだおれ太郎は、1950年に名物料理店「大阪名物くいだおれ」の看板人形として店頭に登場し、長年にわたり大阪を代表するマスコットとして親しまれてきた。大阪名物くいだおれは2008年に閉店したが、くいだおれ太郎と「くいだおれ」の名称は中座くいだおれビルが継承した。

リニューアル前のくいだおれ太郎周辺
リニューアル後は人形のイメージに合わせたデザインのフォトスポットになる
ビル外観
大型LEDビジョンとネオン管をイメージしたLED電飾
中座で祀られていた「八兵衛大明神」というお狸さんにお参りできるスポットも用意。遠井をネオンで表現し、石畳のタイルで参道をイメージした
かつての中座芝居小屋をオマージュした休憩スペース「中座散策の小路」

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